IKO_CAT-1603_NEEDLE_JP


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表30油溝形式の軸とハウジングとのすきま単位mm軸径50以下50を超えすきま0.25~0.40.5~1表31ラビリンスのすきま単位mm軸径50以下50を超えすきま0.25~0.40.5~11~23~5ラジアル方向アキシアル方向図15❸ラビリンス加工には多少困難を伴いますが、密封効果は高く、特に高速で油漏れを防ぐのに適しています。低速の場合、ラビリンス部にグリースを満たすと防じんに有効です。図17ではハウジング又はふたを二つ割りにする必要があります。また、図18は組立てが容易な例で、オイルシールと併用すると更に密封効果は高くなります。ラビリンスのすきまは、通常、表31に示す値とします。(1)図17(2)図18❷フリンガ軸に取り付けられた回転板の回転による遠心作用で、油切り、油漏れ及び異物の侵入を防止します。図16(1)は、ハウジングの内側にフリンガを設けて、油漏れの防止を主目的としたものです。ごみを吸い込む作用があるため、比較的ごみの少ない環境で用います。図16(2)は他の密封装置と併用し、外側にフリンガを備えて異物の侵入を防止するものです。図16(1)(2)軸及びハウジングの設計51


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