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表17回転精度の測定方法測定方法精度の種類Sd内径の軸線に対する内輪側面の直角度SD側面に対する外輪外径面の直角度Kia内輪のラジアル振れKea外輪のラジアル振れSia内輪のアキシアル振れSea外輪のアキシアル振れ直径のテーパ比が約1:5000の精密アーバを使用する。そのテーパアーバに軸受を取付け、正確に回転するように両センタで支持する。アーバ中心から、内輪の基準側面の平均直径の半分の位置で、内輪の基準側面に指示計器の測定子を当てる。内輪を1回転させながら指示計器を読む。基準面に外輪の基準側面を置く。組立軸受の場合は、内輪が基準面に接触しないようにする。外輪の回転中心が得られるよう90°に配置した2個の固定式支持を、外輪の円筒外径面に当てる。1個の固定式支持の真上に指示計器の測定子を当てる。指示計器の測定子と2個の固定式支持は、測定範囲限界位置(外輪の側面よりそれぞれ最大許容面取り寸法の1.2倍の位置)に当てる。外輪を1回転させながら指示計器を読む。直径のテーパ比が約1:5000の精密アーバを使用する。そのテーパアーバに軸受を取付け、正確に回転するように両センタで支持する。指示計器の測定子を、外輪軌道の中央部に対応する外輪外径面に当てる。外輪の自重を転動体で支持し、外輪が回転しないよう保持する。アーバを1回転させながら指示計器を読む。直径のテーパ比が約1:5000の精密アーバを使用する。そのテーパアーバに軸受を取付け、正確に回転するように両センタで支持する。指示計器の測定子を、外輪軌道の中央部に対応する外輪外径面に当てる。内輪が回転しないよう保持する。外輪を1回転させながら指示計器を読む。外輪外径の中心を出すための案内部をもった基準面に外輪の基準側面を置く。転動体が軌道と確実に接触するよう中心測定荷重を内輪の基準側面に負荷する。内輪の基準側面に指示計器の測定子を当て、内輪を1回転させながら指示計器を読む。内輪内径の中心を出すための案内部をもった基準面に内輪の基準側面を置く。転動体が軌道と確実に接触するよう中心測定荷重を外輪の基準側面に負荷する。外輪の基準側面に指示計器の測定子を当て、外輪を1回転させながら指示計器を読む。当て金1.2rsmax1.2rsmax内輪に負荷外輪に負荷精度40