IKO_CAT-1607_NEEDLE_JP


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精度測定方法精度の種類と定義内輪幅外輪幅高さ基準面からの高さに合った適切なブロックゲージ又はマスタを使って、指示計器の指針を基準点に合わせる。内輪もしくは外輪の基準側面を、高さが等しく等間隔に配置した3個の固定支持で受ける。内輪もしくは外輪の回転中心が得られるよう90°に配置した2個の固定支持を、ラジアル方向から内径面もしくは外径面に当てる。指示計器の測定子を、1個の固定式支持に対応した位置の反対側の側面に当てる。内輪もしくは外輪を1回転させ、最大実測内輪(外輪)幅(Bsmax又はCsmax)及び最小実測内輪(外輪)幅(Bsmin又はCsmin)を測定し、記録する。基準面に軸受を置く。基準面からの高さに合った適切なブロックゲージ又はマスタを使って、指示計器の指針を基準点に合わせる。軸受に厚さの判った円板マスタを載せ、中心測定荷重を負荷し、円板マスタの中央に指示計器の測定子を当てる。最小高さに達するまでハウジング軌道盤を数回回転し、指示計器を読む。測定荷重円板マスタ∆Bs実測内輪幅の寸法差実測内輪幅と呼び内輪幅との差。∆Bs=Bs-B個々の内輪において、実測内輪幅の最大値と最小値との差。VBs内輪幅不同VBs=Bsmax-Bsmin∆Cs実測外輪幅の寸法差実測外輪幅と呼び外輪幅との差。∆Cs=Cs-C個々の外輪において、実測外輪幅の最大値と最小値との差。VCs外輪幅不同VCs=Csmax-Csminスラスト軸受の実軸受高さと呼び軸受高さとの差。∆Ts実軸受高さの寸法差∆Ts=Ts-TTs:実軸受高さT:呼び軸受高さ39


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