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●加速に要するトルクの算出・負荷トルクTLTL=TS+μWg・=0.08+0.01×30×9.8×≒0.09N・mℓ2πη0.012×π×0.9・加速トルクTaℓ2π0.012×π≒7.60×10-5kg・m2JL=W・()2=30×()2N=V×Ta=(JT+JM+JC+JL)・=(0.93+0.380+0.290+7.60)×10-5×≒0.09N・m=0.3×=1800min-12πN60ta600.0160ℓ2×π×180060×0.2・加速に要するトルクTPTP=TL+Ta=0.09+0.09=0.18N・mここで、TP×k(安全係数)がモータの出力トルクTMより小さいことを確認します。この値を超える場合は、最高速度や加減速時間の再検討を行ってください。検討中の運転パターンでは、以下のように出力トルクTMより小さい値となります。TM=0.318×3≒0.95N・mTP×k=0.18×1.3=0.23N・m<TM●実効トルクの検討・実効トルクTrms水平使用30kg300mm300mm/s0.2s0.8s2.0s時間s時間s■運転パターンの検討例ACサーボモータを使用する場合●使用条件取付方向搭載質量ストローク長さ移動速度(設定速度)加減速時間定速移動時間1サイクル時間WLVtatctストローク長さ300mmTa300速度mm/sTPTLトルクN.m0.20.80.22.0●位置決めテーブルの仮選定Trms=TP2×ta+(TP-2×TL)2×ta+TL2×tct0.232×0.2+(0.23-2×0.09)2×0.2+0.092×0.82.0ℓTU60S49/AT103G10S03を仮選定。基本仕様ボールねじのリードストローク長さ最高速度起動トルクテーブルイナーシャカップリングイナーシャTSJTJC10mm300mm500mm/s0.08N・m0.93×10-5kg・m20.290×10-5kg・m2●モータの仕様使用ACサーボモータ定格トルクモータイナーシャSGMAV-01A0.318N・m0.380×10-5kg・m2JM=≒0.09N·mモータの定格トルクは、実効トルクTrmsより大きいので、検討中の運転パターンでの連続使用が可能と判断できます。Ⅲ28