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定格荷重と寿命寿命計算式直動案内機器の定格寿命と基本動定格荷重の間には表2.1、表2.2の関係があります。表2.1シリーズ別の寿命計算式シリーズクロスローラウェイローラウェイ・フラットケージボールスライドリニアブッシングボールスプライン定格寿命の算出式寿命時間hLh=106L2Sn1×60総走行距離103mL=100(C―P)3―10L=50(C―P)3L=50(C―P)3M)3L=50(T―表2.2ストロークロータリブッシングの寿命計算式シリーズ回転運動定格寿命の算出式総回転数106回転寿命時間h106L回転と往復の複合運動L=(C―P)3=Lh60(DPWn)2+(10Sn1)2/DPW往復直線運動温度係数Lh=106L600Sn1/(πDPW)硬さ係数記号の説明L:定格寿命103mC:基本動定格荷重NT:動定格トルクN・mP:動等価荷重(又は負荷荷重)NM:負荷トルクN・mLh:時間で表した定格寿命hS:ストローク長さmmn1:毎分往復回数min-1記号の説明:定格寿命106回転:基本動定格荷重N:負荷荷重N:時間で表した定格寿命h:回転速度min-1:毎分往復回数min-1:ストローク長さmmLCPLhnn1SDPW:玉セットのピッチ径mmFW:内接円径mm(DPW≒1.15FW)使用温度が150℃を超えると許容接触応力が低下するため、次の式軌道面の硬さは58~64HRCが必要です。58HRCより低いときは、により基本動定格荷重を補正します。次の式により基本動定格荷重を補正します。Ct=ftC(1)CH=fHC(2)ここにCt:温度上昇を考慮に入れた基本動定格荷重Nft:温度係数(図2参照)C:基本動定格荷重NここにCH:硬さを考慮に入れた基本動定格荷重NfH:硬さ係数(図3参照)C:基本動定格荷重N温度℃ft1501.02000.90.952500.850.80.75軌道面硬さHRCfH605040302010.80.60.40.20.1図2温度係数図3硬さ係数Ⅲ5