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■総ころ軸受としての使用方法通常の回転運動部分には最も効果的な保持器付ニードルベアリングを使用しますが、低速回転及び揺動運動の場合は総ころ軸受も使用されます。この場合ニードルローラを、適切な軌道面として熱処理・研削仕上げされた軸とハウジング穴とに組み合わせれば、負荷容量が大きく、断面高さが小さな総ころ軸受として使用できます。(48ページの軸及びハウジングの設計参照)通常、ラジアルすきまは保持器付きのものよりやや大きくとり、円周方向すきまはニードルローラ直径の10%程度としますが、使用条件が厳しい場合は、IKOにお問い合わせください。533ニードルローラ