IKO_CAT-1603_NEEDLE_JP


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■取付け油穴負荷図2油穴位置と負荷方向図1取付穴側面の高さf❶カムフォロアの運動方向に対して取付穴の中心線が直角になるようにし、取付穴側面は寸法表のf寸法に合わせて、正確に当ててナットによって固定します。(図1参照)取付穴の口元面取りについては、なるべく小さく(C0.5程度)します。カムフォロア取付時に、カムフォロアのつば部を直接ハンマなどでたたかないでください。回転不良や割れ原因となります。カムフォロア外輪と相手側走行面のあたりが良好でない場合は、球面外輪タイプのご使用を推奨します。❷スタッドつば側面のマークは軌道面の油穴位置を示し、取り付けるときこの油穴が負荷域に入らないよう注意が必要です。油穴が負荷域にあると短寿命の原因となります。(図2参照)スタッド中央部のたて穴は給油又は回り止めに使用します。❹ナットの締付けは寸法表の最大締付トルクを超えない範囲で行います。締付トルクが大きすぎるとスタッドねじ部が破断することがあります。また、使用条件によって、ナットがゆるむおそれがあるときはロックナット、ばね座金又はゆるみ止め特殊ナットなどを使用します。❸カムフォロアを取り付ける際は、六角穴もしくはドライバ溝を六角棒スパナまたはマイナスドライバで回り止めとして固定し、ナットをスパナで回して締付けてください。(図3.1参照)六角穴もしくはドライバ溝を回して取り付けた場合、カムフォロアの六角穴、ドライバ溝が破損する可能性があります。短軸カムフォロアを取り付ける際は、専用フランジナットをスパナ、もしくは六角棒スパナで回り止めとして固定し、六角穴付きボルトを六角棒スパナで回して締付けてください。(図3.2および図3.3参照)図3.1取付方法図3.2スパナでフランジナットを回り止めする場合図3.3六角棒スパナでフランジナットを回り止めする場合330カムフォロア


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