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Ⅱ372モーションネットワークリニアモータ駆動テーブル用ドライバには、モーションネットワークEtherCAT、SSCNETⅢ/H、MECHATROLINK、RTEXに対応したドライバをラインナップしています。モーションネットワークは、パルス列指令でのパルスの周波数の制約、アナログ指令(電圧指令)でのノイズの影響、ケーブル長さによる電圧降下、温度ドリフトの影響を受けず、装置の高性能化・高精度化を実現します。また、省配線が可能で、複数のテーブルの同期システムを容易に構築できます。形式特長EtherCATドイツのBeckhoffが開発したリアルタイム制御を可能にしたEthernetベースのオープンネットワーク通信です。高速通信と高精度なノード間同期により装置の高性能化・高精度化を実現します。また、市販Ethernetケーブルが使用でき多様な配線形態に対応可能です。SSCNETⅢ/H三菱電機㈱が開発したサーボシステム制御のためのモーションネットワーク通信です。光ファイバーケーブルを採用しており、従来のSSCNETに比べて耐ノイズ性が向上しています。MECHATROLINKコントローラと各種コンポーネントを接続する、オープンフィールドネットワーク通信です。㈱安川電機が開発し、MECHATROLINK協会によって管理されています。RTEXRTEX(アールテックス:RealtimeExpressの略)は、サーボに要求される高度なリアルタイム性を実現するためにパナソニック㈱が独自開発した先進のネットワークです。通信速度は100Mbpsと非常に高速で、市販のLANケーブルを使用できるため、システムコストを低く抑えることができます。専用ドライバナノリニアNT…VアライメントステージSA…DEリニアモータテーブルLT専用ドライバ専用ドライバ