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リニアモータテーブルLTリニアモータテーブルLTは、界磁コイルをもつ可動子と、ヨークの内側に対向して配置されたマグネットを持つ固定子で構成されています。マグネットにより常に垂直方向に働く磁束と、電流によってコイルのまわりに発生する回転磁束とにより、コイルは水平方向に力を受けます。(フレミングの左手の法則)磁束の向きに応じた方向にコイル電流を切り換えることで、一方向の連続した推力が得られ、可動子は直線運動を持続します。ハイスラストシリーズは、コイルヨークの上下対になって発生する垂直磁束のなかにコイルを高密度に配置しているので、コンパクトでありながら極めて高い推力が得られます。リニアモータテーブルLTの断面構造リニアモータテーブルLTの動作原理リニアエンコーダ用ヘッドコイル基板可動子コイルリニアエンコーダ用スケール原点マークCルーブリニアウェイ可動テーブルベッドマグネットヨーク固定子マグネットCルーブリニアウェイコイルモジュール空冷用配管可動テーブルリニアエンコーダ用ヘッドベッドリニアエンコーダ用スケール原点マーク固定子マグネットマグネットヨークNNNSSNNSSSNSNSNSNSNSSNSNSNSSNNSNSNSSNNNSNSテーブルの移動方向テーブルの移動方向磁束マグネット(固定子)マグネットヨーク(固定子)コイル(可動子)マグネットヨーク(固定子)マグネット(固定子)コイル(可動子)コイルヨーク(可動子)垂直磁束LT…CE、LT…LDLT…Hの構造LT…CE、LT…LDの構造LT…HⅡ293