IKO_CAT-1605_RED_JP


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❸ストロークの長さと保持器の長さ図3のように直線方向に移動させると、移動量の1/2だけフラットケージが同一方向に移動します。したがって、軌道台の長さ、ストローク長さ及び保持器の長さの間には次の関係があります。(1)ここにL1:軌道台の長さmmS:ストローク長さmmL:保持器の長さmm+LS2L1=LSS/2L1図3❹使用温度保持器の材料が鋼製の場合は、高い温度環境で使用できますが、100℃を超えるときはIKOにお問い合わせください。合成樹脂製の場合は、最高100℃まで、連続使用の場合は80℃まででご使用ください。使用上の注意❶軌道面相手軌道面の表面硬さと表面粗さの推奨値を表4に、最小有効硬化層深さの推奨値を表5に示します。表4軌道面の表面硬さと表面粗さ項目推奨値備考表面硬さ58~64HRC表面粗さ0.2μmRa以下(0.8μmRy以下)表面硬さが低いときは、定格荷重に硬さ係数(1)を乗じます。精度がゆるやかなところでは、0.8μmRa(3.2μmRy)程度でも使用できます。注(1)硬さ係数はⅢ5ページの図3をご参照ください。表5軌道面の最小有効硬化層深さ単位mmころの直径を超え-34581014.142以下34581014.14220最小有効硬化層深さの推奨値0.50.81.01.52.02.53.5❷ベッドの平面と90°V面に使用するとき図2のように完全なすり合わせの後、FTとFTW…VA又はFT…VとFTW…Aを取り付けます。このときのフラットケージの組合せを表6に示します。90°FTW5035VAFT5043図2平面と90°V面に使用する例表6フラットケージの組合せ組合せ番号平面用呼び番号ころの直径Dw403040355038504310060V10060V10080FTFTFTFTFTFTFTFT200100VFT20012044557.0717.0711014.14220123456789Ⅱ209単位mm90°V面用ころの直径Dw2.8282.8283.5353.535557.0711014.142呼び番号4030VAFTW4030VAFTW5035VAFTW5035VAFTW5045AFTW5050AFTW10070VAFTWFTW10095AFTW200120VA


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