IKO_CAT-1601_RED_JP


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使用上の注意Ⅱ209❶軌道面相手軌道面の表面硬さと表面粗さの推奨値を表4に、最小有効硬化層深さの推奨値を表5に示します。表4軌道面の表面硬さと表面粗さ項目推奨値備考表面硬さ58~64HRC表面硬さが低いときは、定格荷重に硬さ係数(1)を乗じます。表面粗さ0.2μmRa以下(0.8μmRy以下)精度がゆるやかなところでは、0.8μmRa(3.2μmRy)程度でも使用できます。注(1)硬さ係数はⅢ5ページの図3をご参照ください。表5軌道面の最小有効硬化層深さ単位mmころの直径最小有効硬化層深さの推奨値を超え以下-30.5340.8451.0581.58102.01014.1422.514.142203.5❷ベッドの平面と90°V面に使用するとき図2のように完全なすり合わせの後、FTとFTW…VA又はFT…VとFTW…Aを取り付けます。このときのフラットケージの組合せを表6に示します。90°FT5043FTW5035VA図2平面と90°V面に使用する例❸ストロークの長さと保持器の長さ図3のように直線方向に移動させると、移動量の1/2だけフラットケージが同一方向に移動します。したがって、軌道台の長さ、ストローク長さ及び保持器の長さの間には次の関係があります。L1=S2+L(1)ここにL1:軌道台の長さmmS:ストローク長さmmL:保持器の長さmm図3❹使用温度保持器の材料が鋼製の場合は、高い温度環境で使用できますが、100℃を超えるときはIKOにお問い合わせください。合成樹脂製の場合は、最高100℃まで、連続使用の場合は80℃まででご使用ください。LSS/2L1表6フラットケージの組合せ単位mm組合せ番号平面用90°V面用呼び番号ころの直径Dw呼び番号ころの直径Dw1FT40304FTW4030VA2.8282FT40354FTW4030VA2.8283FT50385FTW5035VA3.5354FT50435FTW5035VA3.5355FT10060V7.071FTW5045A56FT10060V7.071FTW5050A57FT1008010FTW10070VA7.0718FT200100V14.142FTW10095A109FT20012020FTW200120VA14.142


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