>> P.185
Ⅱ177呼び番号と仕様の詳細精度外筒外径は止め輪の張力によって変形するので、式(1)から測定点を算出して、その点における平均直径値を使用します。W=4+L1/8(1)ここにW:端面から測定点Pまでの距離mm(図1参照)L1:外筒の長さmmL1WP止め輪図1表2内接円径及び外筒外径の許容差単位μm内接円径Fw又は外筒外径Dの呼び寸法mm内接円径Fwの寸法差外筒外径Dm(1)の寸法差を超え以下上下上下46+18+10──610+22+130- 81018+27+160- 81830+33+200- 93050+41+250-115080+49+300-1380120+58+360-15120150──0-18注(1)Dmは、外筒外径の2点測定によって得られた最大直径と最小直径との算術平均値です。速度の許容値STシリーズは回転と往復直線運動ができますが、それぞれの運動を同時に行うときの速度の許容値は式(2)から求められ、一般的な値を表4に示します。DN≧Dpwn+10Sn1(2)ここにDN:速度の許容値(表4参照)n:回転速度min-1n1:毎分往復回数min-1S:ストローク長さmmDpw:玉セットのピッチ径mm(Dpw≒1.15Fw)Fw:内接円径mmただし、n1≦5000、Sn1≦50000のときに適用できます。表4速度の許容値潤滑条件DN油潤滑600000グリース潤滑300000表1STシリーズの形式と大きさ形状密封シール形式大きさ4568101216202530354045505560708090100開放形ST○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○密封形ST…UU---○○○○○○○○○○○○○○○○○開放形ST…B---○○○○○○○○○○○○○○○○○密封形ST…UUB---------○○○○○○○○○○○汎用重荷重用表3外筒長さの許容差単位μm内接円径Fwの呼び寸法mm外筒長さL1の寸法差を超え以下上下─200-20020600-300601000-400