IKO_CAT-1604_BLUE_JP


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❹固定ねじの締付トルクMXシリーズ、LRXシリーズを鋼製の相手部材に取り付けるときの一般的な締付トルクを表18に示します。機械・装置の振動衝撃が大きいときや、荷重変動が大きいとき、あるいはモーメントが負荷されるときには、必要に応じて表の値の1.2倍から1.5倍程度のトルクで固定します。また、相手部材が鋳鉄やアルミニウム合金などのときは、相手部材の強度特性に応じて締付トルクを低減してください。表18固定ねじの締付トルクねじの呼び炭素鋼製ねじ締付トルクN・m2.6×0.45M3M4M5M6MM8M10M12M14M16M20M24M30×0.5×0.7×0.8×1×1.25×1.5×1.75×2×2×2.5×3×3.5-1.84.18.013.632.763.9110175268522-------------7491490ステンレス鋼製ねじ0.701.12.55.08.520.4-------備考1.締付トルクは、大きさ12〜65は強度区分12.9、大きさ85と100の系列は強度区分10.9及びステンレス鋼製ねじは性状区分A2-70を基準に算出しています。2.フランジ形(MXC、MX、MXG、MXL、LRXC、LRX、LRXG)の大きさ15、20、25、30、35のスライドユニット中央取付穴の締付トルクは、表中の値の70〜80%で締め付ける事を推奨します。❺備考・LRX(D)(G,L)85及びLRXG100は重量物のため、製品の移動及び組合せ時には、アイボルトの使用を推奨します。アイボルトの取付には、スライドユニットの取付穴及びトラックレールのアイボルト用めねじ(図9)を使用してください。LRXG100トラックレールの場合、LRXG100トラックレール専用アイボルト用アダプタ(図10)も使用してください。・LRX(D)(G,L)85スライドユニット用アイボルト(JISB1168M20)、LRX85トラックレール専用アイボルト(図11)は添付されていません。必要な場合は、IKOにお問い合わせください。めねじ呼び番号LRX85LRXG100ねじの呼びM30M36長さが1000mm以上のトラックレールには、取付穴の位置に2箇所以上設けてあります。図9トラックレールのアイボルト用めねじⅡ190011∅∅60M3011075∅45M20深32(アイボルトM20用)M365332図10LRXG100トラックレール専用アイボルト用アダプタ図11LRX85トラックレール専用アイボルト最小ねじ込み深さの推奨値大きさ12~65大きさ85,100表16.1コンパクトブロック形のスライドユニット取付穴のねじ込み単位mm深さ呼び番号最小ねじ込み深さの推奨値MXS15MXS20MXS25MXS30LRXS15LRXS20LRXS25LRXS304.55.579備考代表の呼び番号を示しますが、同じ大きさのすべてのコンパクトブロック形に適用します。表16.2低断面ブロック形のスライドユニット取付穴のねじ込み深さ単位mm呼び番号MXNS30MXNS35MXNS45MXNS5588.510.514備考代表の呼び番号を示しますが、同じ大きさのすべての低断面ブロック形に適用します。❸取付基準面の肩の高さと隅の丸み相手側の取付基準面の隅の形状は、図8のように逃げ部を設けることを推奨しますが、表17に示す隅の丸みRを設けて使用することもできます。相手側の取付基準面の肩の高さと隅の丸みの推奨値を表17に示します。スライドユニット取付部肩の高さトラックレール取付部肩の高さh14445688810101414h2123455.55.578101413単位mm隅の丸みの値R(最大)0.30.50.50.51111.51.51.52.5(スライドユニット)1.5(トラックレール)2.5大きさ1012152025303545556585100スライドユニット取付部トラックレール取付部R図8取付基準面の隅の形状Rh2Rh1表17取付基準面の肩の高さと隅の丸みR


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