IKO_CAT-1600_BLUE_JP


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IKOリニアウェイ・リニアローラウェイは、材質やグリース変更、表面処理、防じん等を施すことにより、さまざまな特殊環境に対応することができます。一般的な適用分野と主な対策方法を示します。クリーン環境クリーン環境クリーンルームなどのクリーン環境でリニアウェイ・リニアローラウェイを使用するときは、リニアウェイ・リニアローラウェイからの発じんによって環境を汚染しないことと、防せい油が使用できないため防せい能力に優れていることが求められます。真空環境真空環境真空環境下でリニアウェイ・リニアローラウェイを使用するときは、リニアウェイ・リニアローラウェイからの放出ガスによって環境を汚染したり、真空度を低下させないことと、防せい油が使用できないため、防せい能力に優れることが求められます。耐熱対策耐熱対策温度が通常より高い環境でリニアウェイを使用するときは、合成樹脂製部品の耐熱性と鋼製部品の耐熱性が問題となります。ダスト対策ダスト対策リニアウェイ・リニアローラウェイの軌道部に、切削粉や木工粉などのダストが入り込むと、寿命や精度の低下を引き起こすことがあります。このため、異物が軌道部に侵入しないような対策が必要です。スパッタ対策スパッタ対策溶接などのスパッタは高温のため部材に固着します。トラックレールに強固に付着する異物などは、通常の防じん対策では十分に排除することができないので、固着しないような対策と異物排除の強化対策が必要になります。特殊環境仕様リニアウェイ・リニアローラウェイの特長①ならではのアイデアと経験を活かし、Ⅰ33


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