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可搬質量■最大可搬質量最大可搬質量とは、使用するモータの推力(トルク)特性に基づく値であり必要な加速度または加速時間が得られる質量の目安です。ボールねじ駆動およびタイミングベルト駆動の場合は、モータ回転数3000min-1(TSLBは900min-1)、加減速時間0.2sで連続運転することが可能な最大質量となります。各形番の最大可搬質量については、Ⅲ-18~Ⅲ-21ページをご参照ください。TE・・・B、TU、TSL・・・M、TSLH・・・M、TX・・・M、TC・・・EB、TM、TS・CT、TSLB、AT、AM、TZに設定されています。ボールねじ駆動およびタイミングベルト駆動の最大可搬質量を検討される際は、Ⅲ-17ページに記載する最大搭載質量も併せてご確認下さい。リニアモータ駆動の場合は、直線運動の場合は加速度0.5G、回転運動の場合は外周の加速度0.5Gが得られる最大質量となります。使用するモータの推力(トルク)特性により制限され、搭載質量が大きくなるにつれて、限界加速時間は長くなります。リニアモータ駆動の形式(LT、NT・・・V、NT・・・H、NT・・・XZ、NT・・・XZH)及びダイレクトドライブの形式(SA・・・DE)に適用し、基準の移動形式における加速度と可搬質量の関係を示した動的可搬質量が設定されています。表1.1TE…Bの最大可搬質量(1)形式と大きさボールねじのリードmm最大可搬質量kg水平方向垂直方向189321573214注(1)Ⅱ-8ページ表2.1に記載する各形式のACサーボモータのうち、定格トルクが最大となるモータを取り付けた時の計算結果です。1904735588211784448510201020TE50BTE60BTE86Bスライドテーブルの長さ最大可搬質量kg水平方向垂直方向131041414119191931313114141460605929292813131210099984039383926Ⅲ18表1.2TUの最大可搬質量(1)形式と大きさTUTU2530TU40TU50TU60TU86TU100TU130ボールねじのリードmm45485105102010202025スタンダードスタンダードショートスタンダードロングショートスタンダードロングショートスタンダードロングショートスタンダードロングショートスタンダードロングショートスタンダードロングショートスタンダードロングショートスタンダードロングショートスタンダードロングスタンダードスタンダード49293333333328383822062062065151515835835831451451443636352242232234140393969注(1)Ⅱ-39ページ表6.1に記載する各形式のACサーボモータのうち、定格トルクが最大となるモータを取り付けた時の計算結果です。