IKO_CAT-1605_RED_JP


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使用上の注意❶軌道面相手軌道面の表面硬さと表面粗さの推奨値を表5に、最小有効硬化表7.2取付面の精度(SR・GSN)層深さの推奨値を表6.1及び表6.2に示します。項目推奨値表5軌道面の表面硬さと表面粗さ項目推奨値備考表面硬さ58~64HRC表面粗さ0.2μmRa以下(0.8μmRy以下)表面硬さが低いときは、定格荷重に硬さ係数(1)を乗じます。精度がゆるやかなところでは、0.8μmRa(3.2μmRy)程度でも使用できます。注(1)硬さ係数はⅢ5ページの図3をご参照ください。表6.1軌道面の最小有効硬化層深さ(RW・RWB)単位mm呼び番号最小有効硬化層深さの推奨値RW26RW30RW40RW50RW70RW95RWB14RWB16RWB24RWB32RWB48RWB640.81.01.52.02.53.0表6.2軌道面の最小有効硬化層深さ(SR・GSN)単位mm呼び番号最小有効硬化層深さの推奨値SR15SR20SR25SR32SR40SR50GSN15GSN20GSN25GSN32GSN40GSN500.81.01.52.0❷取付面の精度取付面の精度は表7.1及び表7.2の値を推奨します。表7.1取付面の精度(RW・RWB)項目推奨値許容傾き量取付基準面0.02/100以下許容傾き量取付基準面0.015/100以下運動方向基準線0.05/100以下基準面❸SR・GSNの取付面の溝加工溝状に加工した取付面にSR・GSNを取り付けるときは、溝深さEは軌道台下面からSR・GSN底部までの高さより深くして、油だまりになる程度のすきまを与えます。(図2参照)なお、SRは、上記の他に幅寸法W1に対応する溝幅寸法Wをすきまばめ程度とし、そのすきまと基準面側の溝位置関係の考慮が必要です。許容傾き量取付基準面0.02/100以下許容傾き量取付基準面0.015/100以下EW1W図2取付面の溝形状❹使用温度使用温度は最高120℃まで、連続使用の場合は100℃までの温度範囲で使用できます。温度が100℃を超えるときはIKOにお問い合わせください。運動方向基準線0.05/100以下基準面Ⅱ199


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