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Ⅱ80❷一般的な取付構造図1に示すように、取付基準面B・D及び取付面A・Cは精密に研削仕上げされています。したがって、機械・装置など相手側の取付基準面と取付面を高い精度に加工し、正しく取り付けることにより、安定した高い精度の直線運動が得られます。相手側の取付基準面の隅の形状は、表5の図のように逃げ部を設けることを推奨します。相手側の取付基準面の肩の高さは、表5の値を推奨します。表5取付基準面の肩の高さ単位mm幅寸法テーブル側の肩の高さh1ベッド側の肩の高さh2610.581.20.8101.20.8121.50.8172.51.2252.51.530324032.56042.5❸横方向荷重が主体のとき図2に示すように、テーブル及びベッドの側面を押え板などでしっかり固定します。図2横方向荷重が主体のときの取付例テーブル側ベッド側h1h2マーク押え板取付基準面取付基準面❹固定ねじの締付トルクBWUシリーズを鋼製の相手部材に取り付けるときの一般的な締付トルクを表6に示します。また、相手部材が鋳鉄やアルミニウム合金などのときは、相手部材の強度特性に応じて締付トルクを低減してください。表6固定ねじの締付トルクねじの呼び締付トルクN・mM1×0.250.04M1.4×0.30.10M1.6×0.350.15M2×0.40.31M3×0.51.1M4×0.72.5備考締付トルクは、ステンレス鋼製六角穴付きボルト性状区分A2-70を基準に算出しています。