IKO_CAT-1604_BLUE_JP


>> P.276

❷スライドユニットの固定LRWX25…B及びLRWXHのスライドユニットには、幅方向の中央にも取付穴が設けてあり(図5参照)、負荷荷重をバランスよく受けられるように配置しています。機械・装置を設計するときには、最大限の性能を引き出すために、スライドユニットの中央の取付穴も固定できるようにご配慮ください。❹固定ねじの締付トルクLRWXシリーズを鋼製の相手部材に取り付けるときの一般的な締付トルクを表12に示します。機械・装置の振動衝撃が大きいときや、荷重変動が大きいとき、あるいはモーメントが負荷されるときには、必要に応じて表の値の1.2倍から1.5倍程度のトルクで固定します。また、相手部材が鋳鉄やアルミニウム合金などのときは、相手部材の強度特性に応じて締付トルクを低減してください。スライドユニット中央取付穴表12固定ねじの締付トルクねじの呼びM6×1M8×1.25M10×1.5M12×1.75M16×2M24×3締付トルクN・m炭素鋼製ねじ13.632.763.9110268749備考締付トルクは、大きさ55までの系列は強度区分12.9、大きさ75の系列は強度区分10.9を基準に算出しています。スライドユニット取付部肩の高さトラックレール取付部肩の高さh16881010h245.5688大きさ2535455575単位mm隅の丸みの値R(最大)1111.51.5Ⅱ226図5スライドユニットの中央取付穴❸取付基準面の肩の高さと隅の丸み相手側の取付基準面の隅の形状は、図6のように逃げ部を設けることを推奨しますが、表11に示す隅の丸みRを設けて使用することもできます。相手側の取付基準面の肩の高さと隅の丸みの推奨値を表11に示します。スライドユニット取付部トラックレール取付部RRh2RRh1図6取付基準面の隅の形状表11取付基準面の肩の高さと隅の丸み


<< | < | > | >>