IKO_CAT-1600_BLUE_JP


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Ⅱ20❷スライドユニットの取付ねじスライドユニットの取付けは、スライドユニットのめねじにボルトを締め付ける方法で固定します。大きさ1の系列はスライドユニット、大きさ2、3、4、6の系列はスライドユニット及びトラックレールに取付け用のめねじが貫通しています。取付ねじのねじ込み深さが長すぎるとトラックレールと干渉し、走行精度や寿命に悪影響を与えますので、ねじ込み深さは寸法表のねじ深さ以内としてください。なお、大きさ1及びLWLF2のスライドユニットの取付ボルトは、精密機器用小ねじ(頭径1.8mm以下)をご用意ください。❸トラックレールの取付ねじ大きさ2、3の系列及びタップドレール仕様にはトラックレール取付け用ボルトを添付していませんので、ねじ込み深さが寸法表のH4寸法以下になる長さのボルトをご用意ください。❹取付基準面の肩の高さと隅の丸み相手側の取付基準面の隅の形状は、図6のように逃げ部を設けることを推奨します。相手側の取付基準面の肩の高さの推奨値を表16に示します。図6取付基準面の隅の形状❺固定ねじの締付トルクML(F)シリーズ、LWL(F)シリーズを鋼製の相手部材に取り付けるときの一般的な締付トルクを表15に示します。機械・装置の振動衝撃が大きいときや、荷重変動が大きいとき、あるいはモーメントが負荷されるときには、必要に応じて表の値の1.2倍から1.5倍程度のトルクで固定します。また、相手部材が鋳鉄やアルミニウム合金などのときは、相手部材の強度特性に応じて締付トルクを低減してください。表15固定ねじの締付トルクねじの呼び締付トルクN・mステンレス鋼製ねじ炭素鋼製ねじM1×0.250.04-M1.4×0.30.10-M1.6×0.350.15-M2×0.40.31-M2.5×0.450.62-M3×0.51.11.3M4×0.72.52.9M5×0.85.05.7M6×18.5-備考1.締付トルクは強度区分8.8及び性状区分A2-70を基準に算出しています。2.大きさ1の系列のスライドユニット取付穴の締付トルクは、表中の値の70〜80%で締め付けることを推奨します。


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